
2025年2月、 前月比は4職種を除き鈍化、「営業」25.4%のプラス、一方「電機・機械」は32.9%のマイナスも
3月になって暖かい日が増えましたが、時折とても寒い日が沁みますね。
先日、日本政府観光局が「訪日外客統計」を発表しました。それによると、2025年1月の訪日外客数は3,781,200人で、前年同月比40.6%増と大幅に増加。1ヵ月間の旅行者数としてはこれまでで最も多くなりました。旧正月(春節)が1月だったことや、ウィンタースポーツ需要の高まり豪州・米国からの旅行者も増加したことが要因とされています。インバウンド需要はまだまだ拡大すると予測され、多言語対応人材の確保や外国人採用の強化がさらに求められるでしょう。
それでは、2025年2月の“グローバル人材の動向(※) はどうなったのか、見ていきましょう。
※ Daijob.comに登録しているユーザーの中で、英語と日本語の両方をビジネスレベル以上で話せる人材について、
「応募履歴がある」または「スカウトメールに興味を示したことがある」ユーザーの動向
【主なトピック】
- 前月比は4職種を除き鈍化、「営業」25.4%のプラス、一方「電機・機械」は32.9%のマイナスも
- 前年同月比は全体的に活発化、「営業」「エグゼクティブ/経営」は40%以上プラス
■前月比は4職種を除き鈍化、「営業」25.4%のプラス、一方「電機・機械」は32.9%のマイナスも
4職種以外は、全体的に鈍化傾向となりました。前月鈍化した「営業」は(+ 25.4%)となりましたが、「電機・機械」(- 32.9%)、「IT関連」(- 10.9%)、「金融/保険/不動産系」(- 10.5%)と、いずれも先月プラス数値だった職種が、マイナスへ転じました。
■前年同月比は全体的に活発化、「営業」「エグゼクティブ/経営」は40%以上プラス
2024年5月以降 10ヵ月間連続で、全体的に活発化しています。先月に引き続き、「エグゼクティブ/経営」(+ 43.3%)においては、8月以降連続で、20%以上の大幅に活発化が続いています。また、2月に続き「金融/保険/不動産系」(+ 38.8%)、「サービス/リテール系」(+ 32.0 %)が30%以上、大幅にプラスで着地しています。
前月比は全体的に鈍化し、前年比は活発化となりました。例年、2月・3月は、新年度に向けた人材確保と年度末の退職者の補充のため、中途採用の求人数が増える時期です。また、ボーナス後の転職希望者が増えてきます。
そのため、弊社では3月7日に外資系企業に特化したキャリアフェアを実施します。プロモーションも強化するため、求職者動向が活発化することが期待できます。