2024年4月、グローバル人材の求職者動向は、全体的に鈍化傾向の中、「金融／保険／不動産系」が著しく活発化
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ゴールデンウィークは、心身ともにゆっくりお休みできましたでしょうか。今月は、4月から新入社員・転職者を採用した企業はフォローアップや振り返りなどで忙しく過ごされているかと思います。
さて、ちょうど1年前の4月に、「Chat GPTが注目を集め、求人作成や応募者とのやりとりなどでも活用されている」という記事を掲載しましたが、Daijob.comはつい先日、生成AIを活用して、求職者が「職務経歴書」を作成できる機能をリリース。職務経歴に関するキーワードを登録するだけで職務内容を自動的に生成できます。転職はしたいけど、書類作成に時間がかかっていた求職者にとっては嬉しい機能。今後、求職者側だけでなく、企業側にとっても仕事効率化を図る便利機能を追加していきます。
それでは、2024年4月の“グローバル人材の動向（※1）” はどうなったのか、見ていきましょう。
※1 英語・日本語共にビジネスレベル以上の人材に絞った【Daijob.com登録者で求人応募歴あり、スカウト「興味あり」返信歴あり】の動向
【主なトピック】
・前月比は全体的に鈍化傾向の中、「金融／保険／不動産系」が著しく活発化
・前年同月比は６職種で活発化、そのうち4職種は20％以上のプラス
■前月比は全体的に鈍化傾向の中、「金融／保険／不動産系」が著しく活発化
「金融／保険／不動産系」は、1月からプラスが続き、今月は（+ 40.8%）と著しく活発化しました。一方、先月はプラスだった「クリエイティブ」が（－30.6%）と、大幅に鈍化。次いで、「企画／マーケティング／PR」（－21.6%）とマイナス傾向が目立ち、全体的に鈍化傾向になりました。
■ 前年同月比は６職種で活発化、そのうち4職種は20％以上のプラス
「電機・機械」（+ 27.7％）、「コンサルティング」（+ 25.5％）、「エクゼクティブ／経営」（+22.9％）、「金融／保険／不動産系」（+ 21.1％）と20％以上と、大幅に活発化しました。コンサルティングは、2024年3月の前年同月比からプラスが続いています。他方、「営業」（- 15.2％）、「教育／トレーニング／語学系」（- 15.5％）、「アドミン系」（- 15.4％）、「その他職種」（- 16.8％）においては、15％以上鈍化しました。
人事担当者は4月、新入社員や転職者を迎え入れ、フォローや社内イベントなどで繁忙期だったかと思います。また、求職者も一旦、就職活動が落ち着く時期となったため、前月比が全体的に鈍化したと伺えます。転職市場が落ち着く時期、振り返りをして、次年度の採用計画をたてて準備を進める際は、ぜひ一度、弊社の営業担当へご相談ください。
