カントリーマネージャー：安藤 秀樹 様（写真）

青木（敬称略）「Daijob.comのRPOサービスをご利用いただいていますが、ご感想はいかがですか？」

安藤（敬称略）「『エクセレント！』の一言ですね。真面目にそう思いましたよ。現在は採用担当の専任者が社内にいないため、Daijob.comで担当していただいた採用広報や候補者の選定、候補者との電話やオンラインでの面談までを成功報酬型でお任せできるサービス(※1)は、とても助かりました」

青木「人材紹介は成功報酬型が多いですが、転職媒体ではとても珍しいと思います」

安藤「バイリンガル人材数No.1（※2）なのは、実際に利用してみて納得できました」

青木「ありがとうございます！ Daijob.comを選んでくださった理由も教えてください」

安藤「『ここまで全部やってくれるんだ！』と驚くほど充実したサービスと費用ですね。とても柔軟に対応していただけたので、本当に驚きました」

青木「御社が求めていた人物像もグローバル人材がターゲットだったので、Daijob.comのデータベースとマッチングしていたと思います。だからこそ、私たちも成功報酬型で採用成功できる自信がありました」

安藤「Daijob.comの登録者はダイバーシティに富んでいますね。採用広報の方法も、当社のRPOを担当してくださったDaijob.comの加藤さんが、『外資系』『英語堪能』『サポート』というキーワードで幅広い層から母集団を形成した上で、当社に合った人物を選りすぐってくださいました。適任者が見つかると、私が候補者を逃さないように熱心に連絡をくださったので、お陰様で海外に滞在していた候補者でも、とてもスピーディに採用活動を進められました」

青木「外資系の企業様で日本に上陸してきたばかりは、経営層が1人で採用活動も行う企業は多いですよね。メイン業務だけでも本当に大変だと思いますので、引き続きDaijob.comで採用面からサポートさせてください」

青木「現在、日本法人が設立されて2年程になりますが、事業内容についても詳しく教えていただけますでしょうか？」

安藤「2016年の電力自由化(※3)の影響で、日本では500社以上もの新電力会社が市場に参入しました。新電力は、電気の使用状況を見える化した“スマートメーター”と呼ばれる電力量計が導入されていますが、その情報をもとに電力料金を利用者に請求しています。そこで当社は、それぞれ新電力会社の料金プランに応じてスマートメーターからの情報をもとに、請求書を発行するというビジネスモデルになります」

青木「特に御社の強みになるのは、どんなところですか？」

安藤「シンプルなビジネスモデルに思われますが、各社で料金プランが異なるため、さまざまなお客様の要望に応えられるようなパッケージになっているところが強みです。最近、日本では消費税が上がりましたが、そういった法制度の変更にも追加料金を請求せずに無償で対応しています。他社では料金プランの変更が発生した場合、数百万円を追加で請求する会社もあるため、当社のお客様からは大変喜ばれています」

青木「本社のアメリカと日本でビジネスを行うときの大きな違いは、何でしょうか？」

安藤「当社はアメリカで20年以上の実績があり、日本以上に電力料金のプランの多様性を経験しているため、その特徴をアピールして日本で事業展開しています。一方日本は、新電力の会社と需要家（電力を使用する人）との間に入る代理店の数がアメリカの2倍になるようなケースもありますし、アメリカに比べると請求書の表示の仕方や支払い方法も多様です。このようにアメリカの先進的なパッケージの優位性を活かしながら、日本の市場や商習慣に合わせて、お客様が使いやすいように対応しています」

青木「現在、世の中はコロナ禍の影響下にありますが、御社はどんな影響を受けているでしょうか？」

安藤「ちょうど組織としても大きく伸びていき、事業の運用力とサポート体制を強化していきたいと思っていたところに、コロナウイルスの感染が拡大しました。皮肉なことにビジネス案件が増えているため、事業の方は順調です。採用の方も本社の方針や社会情勢を鑑みながら、進めていく予定です」

青木「事業が好調なのは何よりですね。御社の社風についても教えてください」

安藤「チャレンジ精神のあるメンバーが多いと思います。現在、当社には5名の社員がおりますが、新電力の仕事経験があるのは1人だけです。私もソフトウェア関連の仕事だったので、新電力については知識があまりなかったのですが、新しい業界にも躊躇せずに仕事ができる方々が多いです。また少数精鋭のメンバーで事業を展開しているため、大企業の窮屈さが苦手で裁量権を持って働きたい人も多いです。当社はコロナ禍の前から在宅勤務が可能でしたが、家族の用事のために在宅で仕事をされる方もいて、ワークライフバランスを大事にしているメンバーがそろっています」

青木「他の業界で活躍された方が入社されていて、すごく良い人材が集まってきている印象があります。ニッチな業界を責めるメリットは、どんなところですか？」

安藤「ビジネスの戦い方を理解している企業が少ないところですね。製品の機能には自信があるので、その強みを確実に市場に伝えることが重要だと考えます。『ニッチ＝マーケットが限られている』ということもあり、外資系の常套手段である大規模なパートナーとの協業戦略も展開しづらいのですが、直販によってお客様と直に接し、ソリューションの価値を直接語れるおもしろさがあります。かつて経験したパートナービジネスではマスマーケットに訴求するスケールの醍醐味はありましたが、エンドユーザー様の顔が見え、また今後の製品力強化のためにお客様の声を直接伺うことができるこの市場でのビジネスは、日々新しい発見があり楽しいです」

青木「コロナ禍においても、今後ますます需要が高まりそうな事業ですね。引き続き、良い人材をご紹介させてください。よろしくお願いいたします」