ビクター・カープ 様/ HR/TA(タレント・アクイジション)
Victor Carpe / Recruiting and talent acquisition
階社名 | Uber Japan株式会社 |
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業種 | 通信・情報サービス Telecommunications / Information Services |
企業紹介 | Uberは世界の移動手段に変化をもたらすテクノロジーの会社です。日々、人々が利用するテクノロジーを構築し続けています。 Uber is a technology company that is changing the way the world thinks about transportation. They are building technology people use everyday. |
取材対象者プロフィール Interviewee profile |
フランスで生まれ、16歳でカナダへ移住。22歳のときに大学院進学のため来日。大学院卒業後、2016年のDaijob Career Fairで転職エージェントへの就職が決定。2020年にUber Japanへ入社し、現在は採用チームに所属。日本を始め台湾や韓国、香港など、北アジア地域の人材採用を担当している。 Born in France, Victor moved to Canada when he was 16 years old. He moved to Japan for graduate school when he was 22 and found his first full time job at a recruitment agency at the Daijob Career Fair in 2016. In 2020 he joined Uber, where he is in charge of Recruitment and Talent Acquisition. He covers recruitment for Japan and North Asia, including Taiwan, South Korea and Hong-Kong, where his focus is mainly on operations positions. |
ご利用いただいたサービス | Daijob.com、Daijob Career Fair ONLINE |
企業規模 | 1~50名 |
インタビュアー:Daijob.com メディア営業部 三澤弘享
Daijob Career Fairは、国内最大級のグローバル人材向け転職イベントとして、40回以上にわたり開催されてきました。2021年からはオンライン開催を始め、日本国内外の採用担当者がライブ配信に登場し、好評を得ています。今回は、元Daijob.comユーザーでもあった現Uber Japan採用担当者であるビクター・カープ氏に、Daijob.comの営業担当・荒木が、フェアの効果についてインタビューしてきました。
荒木(敬称略):Daijob Career Fair ONLINEのご参加ありがとうございました。御社内からの反響はありましたか?
ビクター(敬称略):Daijob Career Fair ONLINEへの参加は成功でした。また、多くのさまざま求職者に対してUberの話ができたのは、本当に楽しかったです。加えてフェア参加後にダウンロードさせていただいたライブ配信動画は、特に、Uberの紹介動画としても利用できますし、日本以外の主要拠点の方たちへも共有可能なので、今後の採用活動の良い素材になりました。またUberの採用担当者たちにとって、良い経験となりました。Daijob Career Fairを通じてUberは、‟採用ブランディング”として、マーケティングに近い採用戦略を実行できたと考えております。
荒木:Daijob.comのサービスを使う前は、どんな印象を持っていましたか?
ビクター:日本で‟新卒”として就職活動をしていたときにDaijob.comを利用していたので、外国籍の求職者目線でいうと、他の日本の転職サイトと違い、とても使いやすいプラットフォームだと思っていました。日本語と英語の両方での閲覧が、とても簡単ですね。
荒木:クライアントして利用する以前から、Daijob.comのことをご存知だったようですが、Daijob Career Fair ONLINEへの参加を決めた理由を教えてください。
ビクター:主な理由は、サイトのプラットフォームがとても良いからです。そして、国内外のさまざまな求職者にリーチが可能だからですね。すでにDaijob.comには多くのグローバルな求職者が登録されているので、当社のサービスを紹介しやすく便利だと思いました。それと同時に、「Uber社では、どんなことをしているのか?」「日々、社員はどんな業務を行っているのか?」などと、求職者がイメージを持つのは難しいのではないかと思っていました。Uberの仕事について認識はとても薄いけれど、「Uber Eats」の認知度は高いはずなので、‟採用ブランディング”として、活用しようと思いました。数ヵ月、もしくは数年の間に、少なくとも私たちのサービスと同じぐらいに、採用ブランドを高めることが、私の目標です。
荒木:Uberグローバル、また日本市場にてUber社が展開しているビジネスを教えてください。
ビクター:グローバル市場では、自動車の所有者と移動したい人をマッチングする「ライドシェア」のサービスを行っています。他の事業として、法人向けプラットフォーム「Uber for Business」や運送会社と運送貨物をマッチングする「Uber Freight」などを展開しています。その中で核となるビジネスは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックなどが起こった影響で、「Uber Eats」になってきています。私たちは「Uber Eats」という事業を通して、「Uber Delivery」という存在に移行してきています。また日本で私たちのプラットフォームを使っている人たちは、特にコンビニやスーパー、食料品店がプラットフォームに加わっていることに気づいているかもしれないですね。ラストワンマイル(最終拠点からエンドユーザーへ届ける物流サービス)のサービスとして、30分以内にほしいものを配達することを目指し、サービスを拡大しています。
日本の場合、ライドシェアのサービスは「道路運送法」の制限によりサービス展開が難しいため、現在Uberは、タクシー会社とのパートナーシップを強くすることで、交通手段としてのプラットフォームを強化しています。多くの日本での私たちのビジネスはUber Eatsであり、大幅に成長し続けているので、つねに優秀な人材を探し続けています。
荒木:Uber社員の皆さんは、バイリンガルの方たちばかりだと感じますが、Uber Eatsのクライアントが日本の現地レストランなので、英語力が求められる背景は何ですか?
ビクター:チームによって違うのですが、私たちには2つの核となるチームがあり、1つは営業、もう1つはオペレーションです。オペレーションチームは、全体的な短中期の戦略としてアプリを最適化し、非効率的なことを減らそうとしています。日々、データを抽出して分析し、市場で起こっていることに対する戦略を立てています。そういった意味でオペレーションチームは、営業チームのような顧客折衝との機会はありません。
Uberの営業チームは、現地パートナーと多くの対話をすることになります。同時に、シニアレベル以上になってくると、グローバルレベルでのレポート、プレゼンができることが、とても重要になります。明確に現状の売上を把握して、グローバル会議にて共有しなければいけないからです。とはいえ、Uber Japanには現在150名が在籍していますが、いろんな層のメンバーが英語を話せるということはとても重要で、特にシニアレベル以上の営業担当者にとって、英語力は必要になります。
荒木:Daijob Career Fair ONLINEでは、どんな候補者が集まりましたか?
ビクター:新卒や職務経験が少ない人が多かったのは、私たちにとって好都合でした。私たちは長期的な採用計画があるので、ポテンシャルの高い人を探していました。採用担当者としては、現在十分な経歴がなくても、将来的に特定の職種にアサインすることができます。今、その点でいうと、今後オープンされる「Community Operation職」の要件はDaijob.comのデータベースとよりマッチすると思います
荒木:Uber Japanの今後について、教えてください。
ビクター:Uber Japanはまだまだ始まったばかりだと思っています。日本の社会で消費者がステイホームで、安全においしいご飯を食べていたことを考えると、すでにUberは、人々のためになることができ始めていると思いますし、win-winの良い関係が作れていて前進していると思います。さらにもっと前進させていきたいと思います。
荒木:私たちもフレキシブルに対応できますので、引き続きよろしくお願いします。実は個人的に、週2回はUber Eatsを利用しているので、さらに御社のビジネスが発達し、弊社との連携も継続できればと思います。
ビクター:いいですね!こちらこそよろしくお願いします。
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