「外国籍人材の採用を行う企業は、すべてDaijob Career Fairに参加した方がいいと思います!」求職者を楽しくもてなす演出+SNS効果で、150名以上を集客した「JELLYFISH」

JELLYFISH Inc.

JELLYFISH Inc.

BtoC事業責任者・馬子越(マ・シエヅ)様(左)
マーケティング部・尹帝盛(ユン・ジェソン)様(右)

会社名  JELLYFISH Inc.
所在地 〒141-0031 東京都品川区西五反田7丁目9-5 SGテラス6F

 

業種 人材紹介会社
企業紹介 教育~就職を軸に、採用コンサルティング事業、ファイナンス支援事業、教育コンサルティング事業、地域開発事業の4事業を展開。採用コンサルティング事業においては、IT/機電系の外国籍人材専門紹介会社として新卒~ハイキャリアまで幅広い求人を紹介。日本語ほか、英語、ロシア語、ベトナム語、中国語、韓国語と、様々な言語で対応できるアドバイザーが在籍してる。
採用職種 ① IT/機電系エンジニア
② 介護職
ご利用いただいたサービス Daijob.com、Daijob Career Fair
 企業規模  1~50名

インタビュアー:Daijob.com メディア営業部 三澤弘享

今回は、採用支援事業などを行なうJELLYFISH様を訪問。過去にも、何度かDaijob.comのサービスをご利用いただいており、2023年5月から改めてDaijob.comに求人掲載が再開された。同年12月には、「ITエンジニア」の求人に特化したDaijob Career Fairにも出展。Daijob Career Fairでは、一際目を引く企業ブースの演出が功を奏し、約4時間で100名以上の求職者がJELLYFISHのブースを訪れた。また、翌2024年5月にもDaijob Career Fairに出展していただき、さらに多い150名以上の集客に成功した。今回は、その驚異的な集客方法を探るべく、Daijob.comメディア営業部の三澤弘享が、JELLYFISHの馬(マ)氏と尹(ユン)氏に、Daijob Career Fairを通して、多くの母集団形成に成功した理由や工夫したポイントなどを伺った。

導入の背景

外国籍IT人材を集客できる媒体を探していた

導入の決め手

同業他社と比較して、Daijob.comは外国籍IT人材が豊富
データベースから、求職者の経歴やスキルを検索できて、人材をセグメントしやすい

導入後の効果

Daijob.comの求人掲載経由で5名採用できた
Daijob Career Fairで、23年出展時は100名以上の集客に成功し、24年出展時は150名以上の集客に成功した

経歴やスキルだけではない、本当に必要な人材を採用するための着眼点は?

三澤:Daijob Career Fairにご出展いただき、ありがとうございました。

馬(敬称略):あのフェス(※Daijob Career Fairのこと)に参加して、本当に良かったです!外国籍人材の採用活動を行なっている企業はすべて、Daijob Career Fairに参加した方がいいんじゃないかと思ったくらい、とても充実したフェスでした。

三澤:そんなに喜んでいただけて、私たちも本当に嬉しいです。出展企業の中でも、御社は求職者の集客人数が群を抜いていたので、Daijobメンバーからも、その集客方法をぜひ知りたいということで、今回は私が代表して話を伺いに参りました。

インタビュー
インタビュー
三澤:ではまず、Daijob Career Fairの話を伺う前に、直近の貴社の状況から教えていただけますか?


馬:弊社は現在、4つの事業を展開しています。1つ目は、「採用コンサルティング事業」。主に、「IT/機電系」スキルを持つ外国籍エンジニアの紹介に特化した採用支援です。2つ目は、中小・ベンチャー企業向けに資金調達やM&Aのサポートをしている「ファイナンス支援事業」。3つ目は、法人向けオンライン日本語教育プログラムの開発・提供をする「教育コンサルティング事業」。最後は「地域開発事業」で、廃校の再活用提案などを行なっています。Daijob.comは、「採用コンサルティング事業」の「IT/機電系」エンジニアを集客するために利用しています。

三澤:Daijob Career Fair出展前に、Daijob.com経由でも採用成功されていましたが、特に御社が強みにしている採用手法を教えてください。

尹(敬称略):弊社の人材集客チームは日本国内の同業他社と比べて、とても特徴的で、外国籍のマーケターのみで構成されています。そのため、日本人とは違う視点で外国籍の人材を集客できることが強みです。私自身も、前職は外資系ホテルの勤務経験があるため、多国籍メンバーでの仕事経験を活かせました。社員同士は国籍が違うと文化も異なりますし、性格は十人十色ですが、「世の中を変えたい、良くしたい」という同じ目的を持つ社員ばかりでチームを組んでいるため、会社全体的にまとまりがあります。

三澤:バックグラウンドが多様な社員でも、目的や志を1つにすることで、団結力が高まるんですね。御社で採用基準を改善したと伺いましたが、具体的に何を変えたのでしょうか?

馬:以前は、基本的にリファラルで採用活動を行なっていました。候補者が現れるまで待ち、そこから1人1人の経歴で判断する体制で、明確な採用基準が定まっていませんでした。せっかく新しい人材を紹介できても、その後の離職率が高いことに危機感を覚えたことが、採用基準を見直した背景にあります。新しい基準は「素直で良い人」「この人と一緒に働きたいと思えるか」に切り替えました。そこから徐々に人材の定着率が高まり、弊社の業績も伸びていったので、新しい基準は間違っていなかったと、自信が確信に変わりました。

三澤:履歴書や職務経歴書だけでは判断が難しいところを、御社の媒体価値によって、人材にも御社のクライアントにも良い実績に結びついたのですね。

インタビュー

Daijob Career Fairで150名以上の母集団形成に成功!その鍵とは?

インタビュー

三澤:2023年5月から、Daijob.comで求人掲載を始めた背景についても、教えてください。

馬:弊社の集客数を増やすため、外国籍の求職者をスカウトできる媒体を探していました。他の求人媒体と比較検討した結果、Daijob.comは外国籍IT人材が豊富です。それに、データベースから求職者の経歴やスキルを検索できるため、オファーをする前に人材をセグメントしやすいことが魅力的だったので、トライアルで始めました。

その後、12月までにDaijob.com経由での採用に成功したため、Daijob Career Fairにも参加してみようという流れになりました。当時はコロナ禍を経て、外国籍人材の日本での就業意欲が非常に高まっており、そういった人材を集客しているのが、まさにDaijob Career Fairだと思ったからです。

三澤:ちょうど12月は「ITエンジニア」に特化したフェアだったので、御社がターゲットにしている求職者とマッチしていました。企業と求職者のマッチング率をもっと高めるために、9月は「ホスピタリティ業界」、12月は「ITエンジニア」などと、業界や職種に特化したフェアを実施しました。業界や業種を絞ることで、来場者が減少してしまう心配もありましたが、結果的には、企業様のターゲットにマッチした人材に多数お越しいただけました。2024年5月のDaijob Career Fairに、もう1度出展しようとした理由はあるのでしょうか?

馬:2024年5月の出展は、留学生の動きを想定して出展を決めました。私は来日後、中国人留学生向けの進学塾で営業責任者を務めていたこともあり、来日してきた外国人の日本での過ごし方をよく知っています。一般的な留学生の日本でのプロセスとして、以下のような流れが考えられます。

「来日→日本語学校→日本について情報収集→日本の企業文化を学ぶ→就職活動」

新学年がスタートする4月は留学生が多く来日し、その1ヵ月後の5月から、彼らが就職に対して興味・関心を持つ時期になるため、5月の出展を決めました。

三澤:なるほど、ご自身の経験にもとづいた出展だったのですね。御社のブースは特に大盛況でしたが、Career Fairで母集団形成の成功に至った要因は、何だと思いますか?

尹:来場者がブースに来るまで「待つ」のではなく、積極的に私たちからアプローチすることを徹底しました。おかげさまでフェア中は、休憩する暇もないくらい、ずっと求職者の対応で大忙しでした。23年の出展経験を踏まえて、24年の出展時は、候補者に記入していただく「事前シート」を用意しました。それをもとに、優先度が高い人は星3つなどのチェックを入れて、「機電系」や「IT系」など、各領域のアドバイザーへ案内していました。来場者は日本文化や日本語を勉強している人が多く、私自身も日本好きの一人として、ブースに来た方たちと触れ合うのはとても楽しかったですね。普段はDaijob.comなどのオンライン上でのコミュニケーションが多かったので、直接お会いして、日本で頑張っている姿に刺激を受けました。  
 

インタビュー
インタビュー

三澤:工夫したポイントはありますか?

尹:出展ブースで工夫した点は、2つあります。1つ目は、来場者側から「話しかけられやすい雰囲気を作る」ために、法被を作りました。堅い印象を与えるスーツよりも、日本らしい法被を着ていると、お祭りみたいで、話しやすい雰囲気が出せたと思います。何より目立ちますしね(笑)。

三澤:御社の法被は、効果抜群でしたよね。これまでも、別のイベントなどで使われていたんでしょうか?

尹:いいえ、Daijob Career Fairのために発注しました(笑)。弊社の代表が小物好きなこともあり、こういったグッズを作りやすい社風なんです。また、日本語力が高くない候補者のために、英語、中国語、台湾語、韓国語が話せるメンバーもアサインしていました。来場者が職種別の名札をつけているので、外国籍の方には「海外の方をサポートする体制があるので、お話してみませんか?」と、その方が話しそうな言語で声をかけて、その言語で話せる場合は弊社の紹介を行い、その後は日本語レベルを確認するために、日本語で話を進めていました。

そして成功要因の2つ目は「導線」です。会場内で来場者に積極的に話しかけに行き、その会話の中で、来場者とマッチするキャリアアドバイザーを瞬時に判断し、そのアドバイザーのもとへ連れていくという流れを明確に設定しました。適切なアドバイザーが面談を行うことで、採用までのタイムラグが小さくなります。

三澤:23年出展時の1社で100名以上の集客にも驚きましたが、さらに24年は150名に増えた要因を教えていただけますか?

馬:定量面では、150名以上の方に弊社ブースへお越しいただき、私たちのビジネス分野が活気づいていること、また、弊社がターゲットにしている「IT/機電系」エンジニア以外にも、弊社のビジネスを拡大できる可能性を感じました。今後、ますます日本で働きたい外国籍人材が増えていくなか、私たちがDaijob Career Fairに出展することで、実際に求職者の方々の目に触れていただき、求職者の方々と直接コミュニケーションをとることで、必然的に外国籍人材への認知度が拡大できると期待しています。

定性面では、SNS、ブログ、WeiboやWeChat、LinkedInなどの弊社公式アカウントから、Daijob Career Fairに参加している様子の写真や文章を積極的に投稿していました。閲覧者からは、「転職フェアというものがあるんですね」「どこでフェアを開催しているんですか?」などと興味を持っていただけたことが、弊社ブースの来場者増加につながったと思います。

まずは来場者を楽しませることが、採用成功から会社の業績にまで繋がっていく

三澤:最後に、Daijob Career Fairに関するご要望をお聞かせください。

尹:参加登録者が、フェア当日に話したい企業と、事前に面談時間を予約をできる仕組みがあればいいですね。予約時点で来場者の名前がわかれば、ネームプレートを作って、おもてなしもできます。「フェアに来て良かった」「JELLYFISHのブースに行って良かった」と思っていただきたいですから。まずは求職者を楽しませて安心させることが、その後の転職・採用活動にも影響すると思います。「お祭り」のようなサブコンテンツも用意して、もっと候補者を楽しませたいですね。

三澤:御社のブースは、来場者に喜んでもらえる工夫をしているのが伝わってきました。

馬:たくさんの企業ブースを訪問してちょっと歩き疲れたときに、座れる場所が多いといいですね。そうすると、求職者同士のコミュニケーションの場にもなって、イベント全体が盛り上がる一因になるのではないかと思います。また、経営的な視点だけで言えば、フェアの中から成約を上げることがベストですが、目先の利益だけに囚われると、結局は経営も持続しません。弊社に対して好印象を抱いてもらい、口コミも広まることで、リファラル採用にも繋げたいと思っています。現在、韓国とフィリピンに支社もありますが、今後は台湾をはじめ、他の国での事業展開も視野に入れているので、引き続き積極的に採用活動を行いますので、よろしくお願いします。

三澤:引き続き、よろしくお願いいたします。外国籍人材の採用活動を行なっている他の企業にも参考になるような、貴重なお話をありがとうございました。また次回の参加やフェアでの演出も楽しみに期待しています!

馬:私自身も中国から来日し、日本でスムーズな就職活動ができなかった経験があるので、その時に欲しかったアドバイスやサポートを、これから日本で働きたい外国人の方に向けて、行っていきたいと思っています。

インタビュー

[インタビュアー]Daijob.com メディア営業部 三澤弘享(写真:左)

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