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【時事解説】情報サービス業の倒産が過去10年で最多に。小・零細の淘汰がもたらす「IT人材採用」の地殻変動と獲得チャンス

2026年07月14日、東京商工リサーチが『2026年上半期の「情報サービス業」倒産 166件 過去10年で最多 小・零細規模の淘汰が加速へ』を公開しました。本記事は、公的機関等の発表データを元に、HRClub編集部が人事実務への影響を独自に分析・解説したものです。

■ 30秒サマリー

  • 倒産件数が過去10年で最多:
    2026年上半期の情報サービス業の倒産は166件(前年同期比18.5%増)。その約8割が「従業員5人未満」の小・零細企業。
  • 生成AIやローコードが直撃:
    簡易な受託開発・制作業務の内製化が進み、付加価値を提示できず価格競争に依存していた下請け企業の行き詰まりが顕著に。
  • 二極化する人材確保力:
    資金力のある大手・中堅が待遇改善で高度人材を囲い込む一方、技術力・資金力のない零細企業は急速に市場から退出。

■ HRインサイト:

小・零細IT企業の倒産急増という「業界の新陳代謝」は、一般企業の人事にとって「埋もれていた即戦力IT人材を確保する最大の好機」となります。

  • 採用難易度:
    下請け・零細からの離職や倒産に伴う離職者が市場に流入します。超高度なAI人材ではなく、実務経験のある「堅実なWeb制作・システム開発メンバー」を狙うなら、採用難易度は一時的に緩和します。大手との真っ向勝負を避け、この層にターゲットを絞るのが賢明です。
  • 競合の動き:
    依然として大手は「待遇アップ」のゴリ押しでトップ層を独占中。しかし、今や「企業の安定性」や「過度な価格競争に巻き込まれない自社開発環境」を求める求職者も増えています。自社の「就労環境の安定」や「内製化推進での裁量」をアピールすれば、競合から優秀な層を剥がせます。
  • コスト/工数:
    採用サービス頼みでは他社に埋もれます。市場に流出した即戦力を狙い撃ちするため、ダイレクトリクルーティングやリファラル(紹介)の網を即座に広げ、コストを抑えつつスピード勝負で刈り取りに行くべき局面です。
Daijob編集部

著者:HRClub 編集部

厚生労働省などの最新公的データや労働市場のトレンドを独自に分析・厳選し、多忙な人事・採用担当者が「1分で本質を理解し、明日の実務に活かせる」攻めのHRインサイトをお届けする専門編集チームです。 制度設計から採用戦略、組織開発まで、現場で本当に役立つノウハウや最新トピックを、客観的なファクトに基づきタイムリーに発信しています。

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